遠回りして歩こう

私(母)は、ADHD・LD・パニック・不安・PTSD・メニエール・アダルトチルドレン
長女(小3)は、ADHD
次女(年中)は、芸人体質で面白い(笑)

※ADHDとは、注意欠陥多動性障害のことです。
※LDとは学習障害です。

夢想

お互い


機嫌が悪い時や


一緒にいるのが苦痛な時


気が乗らない時


疲れてる時には


別々の部屋で


各々


好きな時間を過ごす。


これが


うちのルール。


見守りも必要だけど


好きなことして過ごすのも


大事。


少し前までは


冷蔵庫の食べ物や


お菓子の盗み食い


そのゴミをポイ捨て


飲み物をこぼしても


拭かずに放置


お金を財布から盗む


集金袋のお金を使い込む


部屋の壁紙に落書き


妹の家の壁紙にも落書き


妹の家の物も盗み食い


物を壊す


友達のものを持ってきてしまう


落ちてるものを拾ってくる


ゴミのポイ捨て


洗濯機の裏


テレビの裏


出窓に


隠すように捨てたりと。。。


でも、


今はやらなくなった。


私が


仕事を休んで


家にいるようにしたら


落ち着いてくれた。


そんな些細なことで


人は変わる。


それでも


仕事を休むまでには


2年掛かった。


仕事は不可欠


仕事を休む(長期)ってことは


社会からダメ人間


と言われてる気がして。


必要とされてないような気がして。


ダメ人間だと


レッテルを貼られる気がして。


自分は嫌だった。


仕事はフルで入っていたし


代わりの人も居ない


ギリギリの人数で仕事してた。


帰って


ご飯を作って


夕食を済ませ


お風呂に入ったら


すぐに寝る時間になってたし


寝る時間は


いつも22時を過ぎていた


長女とも話す時間もなかったし


学校のことを手伝う時間もなく


ランドセルの中を見る時間もなく


宿題も音読も見られず


完全に放置だった。


だから


長女も荒れ狂っていて


泣く


喚く


暴れる


と、


散々だった。


私も満身創痍だった。


だけど


仕事場の人にも


「あの子は大丈夫だ。


普通の子よりしっかりしてるから。


親が自分の子供を障害者と思ったら


あの子が可哀想だろ。


仕事を休みたいだけだろう?


仕事しないで育てられないだろう。」



長女の養育を相談する度に言われた。


その度に


自分の怠け心から


やすみたいだけなのでは


と、


自己嫌悪に陥っていた。


だから


いろんな人の話を聞いて


もっと生きやすい選択が


誰にでも


平等にできたら


救われる人が


沢山いるのではないかと思う。


当事者にしかわからない


そんなことも


分かり合えるようになるのではないか。


難しいことだから


簡単にはいかないけど


現状を維持することは


もう限界な気がしてならない。


誰もが


人に優しく


自分に優しく


生きていけるように


そればかりを願ってしまう。